プログラミング言語

標準ライブラリ

多くのプログラミング言語には、標準ライブラリが付属していて、その言語の実装にはほぼ必ず存在する。標準ライブラリには、典型的なアルゴリズムデータ構造入出力機構などが含まれることが多い。ユーザーから見れば、標準ライブラリも言語の一部だが、設計者から見れば別の実体である。言語仕様には必ず実装しなければならない部分が定義されており、標準化された言語の場合、それには標準ライブラリも含まれる。言語とその標準ライブラリの境界は、言語によって様々である。実際、言語によっては一部の構文要素が標準ライブラリなしでは使えないこともある。例えばJavaでは、文字列リテラルは java.lang.String クラスのインスタンスとして定義される。同様にSmalltalkでは、匿名関数はライブラリの BlockContext クラスのインスタンスを使用する。また、Schemeは言語仕様の大部分をライブラリマクロとして実装可能にしており、言語設計者はどこまでを言語本体で実装すべきかも明確に述べていない。

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