情報技術

日本での状況

日本では2000年内閣総理大臣に就任した森喜朗が「IT」のことをよく理解しておらず「イット」と発言したことで話題となり広く知られることとなった。2000年11月にITを国家戦略とするe-Japan戦略を掲げて政府が広報活動を行っていた時期であったが、森による失言が話題となったことによる広報効果の方が大きかったとも言われる(※当時、森の首相としての能力が問題視される一因ともなった。)(※ITがバズワードとして使われる場合があることを如実に示した一件とも言える。)。折りしも当時は「IT革命」の全盛期で、情報通信機器を駆使した各種技術や製品が数多く誕生しており、産業革命以来の人類の大革命ともてはやされ、世界経済のみならず不況下にあった日本経済の牽引役となった。しかし、ITが効果を上げたとしても短期的、中期的にはデフレーション要因であり、景気回復の決定打にならないという意見も存在した(※宮台真司・宮崎哲弥 『M2われらの時代に』)。アメリカマイクロソフトgoogleアップルなどの躍進と比較して、日本は情報技術分野におけるソフトおよびサービス面の国際的競争力においてアメリカに水を開けられている。

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