Java

デスクトップにおける展開

デスクトップ環境においては、スタンドアロンのJava (Java SE) のアプリケーションソフトウェアJavaアプリケーション)は、これまではあまり多く使われていなかったが、近年はいくつかのソフトウェアが広く使われるようになっている。近年になって使われるようになってきた理由としては、次のことが挙げられる。 広く使われているJavaのソフトウェアとしては、NetBeansおよびEclipse SDK統合開発環境や、LimeWireAzureusのようなファイル共有クライアントのソフトウェアなどがある。また数学ソフトウェアMATLABにおいても、ユーザインタフェースのレンダリングと計算機能の一部を実現するために使われている。多くの Java のSwingSWTウィジェット・ツールキットを使ったアプリケーションが、現在も開発されている。このように、近年はデスクトップ上でJavaアプリケーションを使う事例が増えつつあるものの、従来は次に述べるいくつかの理由のためにあまり使われてこなかった1 一部のソフトウェア開発者は、情報技術はウェブを基盤としたモデルが主流となっており、スタンドアロンアプリケーションは流行遅れであり、新しいプログラミング技術は優れたウェブアプリケーションを開発することに充てられている、と思っていた。この見解については、ソフトウェア技術者の間で賛否が分かれている。現在では、リッチクライアントWeb 2.0の登場により新たなパラダイムが生まれようとしている。すなわちウェブを基盤としたウェブアプリケーションスタンドアロンアプリケーションの融合である。ウェブアプリケーションをAjaxJava Web StartAdobe Flash などと組み合わせることにより、Web2.0時代に見合ったより洗練されたアプリケーションを開発することができる。

戻る